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考えたことを考える

受けなければいけない講習があり受講中。コロナなので自宅で講習動画を見ている。なかなか手ごわくて動画を見るだけで1日かかる。じっとパソコンの画面を見ていると、目も体もとても疲れる。

でも自宅学習の良いところは、イヤになったらすぐ休憩できること。立っていても座っていても大丈夫なところ。ストレッチしてても大丈夫なところ。(汗) なんて不真面目なんだ・・・

一番いいところは、聞き逃したら戻れるところか。

 

 内容は物事を判断・決定するときに知っておくと、感情に振り回されず冷静に判断できるというようなこと。「冷静な判断」ができない。いつも感情に振り回されている。なので受講した。

 

冷静な判断をするとは・・・

「何を信じ、何をするべきか合理的な意思決定をすること」と説明していた。

「合理的な意思決定」って?

複数の視点からものを見ること、客観的であることなどと解説していて、要は外部の情報や自分の考えていることをそのまま鵜吞みにしないということのようだ。

それができたら苦労しないよ~。できる人がいるってことね!!と思いながら聞いていたら、

人間は体験からものを考えたり、思い込みで判断する癖があるので、偏った判断を皆がしてしまうとのこと。「みんな同じ」と聞き安心。

 

 人間の脳って、どうしたら楽ができるかいつも考えているらしい。(前に読んだ本にも書いてあった!!)

「なまけもの」ってことだ。

何かを判断するとき自分の体験や都合の良いところに目を向けて安易に答えを出そうとすることだ。結果、判断を誤ってしまうことになる。だから、自分の考えたことが正しいのか、自分の考えを考えることが大切なんだよっていうのがこの講習のまとめ?

 

でも、ここまでたくさんの経験をしてきてその経験から判断してきたことはたくさんあるし、クセもついている。これをいきなり変えることは難しい。練習が必要だ。

 

もし、これを子どもの頃からクセ付けできたら?

子どもは吸収力がある。

    あなたの考えは〇〇なんだね → 本当にそう?もう一度考えてみよう!

みたいに常に聞き返し、自分で考えるクセをつける。

これができると、生きやすくなるかな?

大人が子どもに聞き返してみることを意識していれば、自然と力がつくかもしれない。家でも学校でもどこでもできそうだ。

 

職場でも使えそう。

出された意見に対し、ダメダメじゃなくて「もう一度考えてみよう」だと考えたくなるかなあ?

洗脳されやすいので、やってみようと思っている。(この考え方はダメな例)

 

 

話の中に「平均への回帰」というものがあった。

要は行っている行為には良い時と悪いと感じる時がある。良いと感じる時は一定の基準より上に推移しているので良いと感じる。上がれば下がるのは当然なので、下がった時(悪い状態を感じる時)は平均に戻っただけと考えればよいと言っていた。

例えば、今まで仕事が順調で上向きで来ていたが、どうも思うように進まないと感じるというのは、上向きは当たり前ではないということ。思うようにいかないのは下降しているのではなく平均の所へ戻ろうとしているということ。

なので、これを修正するのに合理的判断をしていくことが必要だ。ということになるのかな・・・

子どもが中間テストの点数は良かったが、期末は悪かったというのも平均へ戻っただけ。

「勉強しないから!!」って怒ってはダメなんだって。