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簿記のすすめ

簿記の目的から遡ってみる

簿記を学んでいると、今何をしているのか、これは他とどうつながっているのか、わからなくなることがあります。そんな時は、簿記の全体像を考えてみるといいです。 教科書によると簿記の目的は次の2つです。 ①一定期間の経営成績を明らかにする ②一定時点の…

試算表の意味

○試算表はどんな目的でつくるのでしょうか。 教科書には「試算表は、転記が正確に行われたかどうかを確認するために作成する。」とあります。手書きで行う簿記は、記帳が正しく行われていることを検証する必要があります。仕訳帳から総勘定元帳への転記が正…

小口現金

○取引に関する支払いをすべて小切手で行えば、紛失や盗難、不正や誤りをふせぐことができますが、少額の支払いにも小切手を振り出すのは、かえって手数がかかります。 そこで ↓ 定額資金前渡法(imprest system) 会計係が庶務係(文房具やバス代などの経費を…

分記法と3分法

○分記法商品を販売のつど、商品の原価を表す商品勘定(資産の勘定)と利益を表す商品売買益勘定(収益の勘定)に分けて記帳する方法。 ① A品¥100,000を掛けで仕入れた。(借) 商 品 100,000 (貸) 買掛金 100,000 ② 上記A品を¥120,000で販売し、代金は…

簿記のすすめ

商業高校では入学するとかならず最初に簿記を学びます。なぜ商業高校では簿記を学ぶのでしょうか。 かの有名な詩人ゲーテは「簿記は人類最大の発明の1つであった」といっています。 「お金の大学」の著者でもあるリベラルアーツ大学の両学長は簿記について…