「信頼」と「安心」
同じ感じがするけど…
「安心」は、自分と関わる人の不確実要素(心配なこと)を消していくこと。
「信頼」は、この人と自分は違う人間だけど、任せてもいいかなと思えること。
安心は、人を管理する方向
信頼は、任せる方向
分かるような、分からないような。
ボールを投げた時、相手が捕ってくれるだろうと思うのは、信頼しているから。
また、相手が投げたボールを捕れると、とても嬉しく感じるのは、相手が信頼して投げてくれたと思えるから。
これが信頼だという。
こういう経験が、体育ではできるのだと。
口先で「友達を信頼しよう」と言って難しいかもしれない。
ボールの投げ合いという体験から、「信頼すること」、「どうしたら信頼されるのか」を考えることができるということだろうか。
こんな意識をもって、運動内容を決め、指導をすると、学校の体育だけではないところでも活用できそうだ。