先月末から今月は事務仕事の手伝いをしている。
またまた新しい人との出会いがあり、刺激を受ける。
隣の席で仕事を教えてくれているのは、多分定年を過ぎた方だと思う。
超ベテランっていう感じだ。
初めてで何もわからない私に「慌てなくていいよ」とか「失敗してもいいから」と声を掛けてくれるのが嬉しい。
実は、手伝いの初日は初めてすぎて4時間以上トイレにも行かず働いてしまった。
前に娘が「午前中はトイレにも行かないで実習やった」と話していた。
「トイレぐらい行けばいいのに」とアドバイスをしたがいけない事もあるのだと知った。
二十歳そこそこの子と同じ感覚ってことか(笑)
でも、次の日からは身体に悪いから何回も行っている。
この所20・30代の若い人の仕事ぶりに感心させられることが多く、いろいろ勉強させてもらった。
でも、年配いや自分より先輩からもやはりたくさんの事が学べる。
仕事の内容としては昭和チックな所がたくさんあり「今どき?」と思ったり
「何だか安心感ある」って思ったりだ。
で、その先輩の何がいいかというと、相手が仕事をしやすいように書類をまとめてある事だ。
受け取った新米はすぐに仕事に取り掛かることができ、やりやすい。
さらに優しく「できるところまででいいから」なんて言われると頑張ってしまう。
(何て単純!!)
丁寧に受けた仕事は丁寧に返したくなる(返さなくてはと思う)
丁寧に物事にあたることは昭和も平成も令和も関係ないことだが、最近の自分はどうだったか、振り返るいいきっかけになった。
この職場にはたくさんの手書き文書が届く。書かれたものを見て処理していくのだが、読みやすい字、読みにくい字様々だ。
上手とかきれいとかは関係なく判別できる字であってほしいと仕事をしながら思う。
こんなの電波使えば処理が楽なのに・・・と思う所もあるが、
自分もどっちでもOKなら手書きが多い。
みんな手で書きたいんだということも分かった。
そして、書くときは判別しやすい字を書こうと強く思った。
相手の気持ちになって丁寧に。