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簿記のすすめ

 商業高校では入学するとかならず最初に簿記を学びます。なぜ商業高校では簿記を学ぶのでしょうか。

かの有名な詩人ゲーテは「簿記は人類最大の発明の1つであった」といっています。

「お金の大学」の著者でもあるリベラルアーツ大学の両学長は簿記についてこういっています。
簿記は世界共通の技術 簿記こそ世界の経済を支える根幹の技術
○簿記が価値ある理由
・資産形成に役立つ
・会計士、税理士、中小企業診断士等のステップアップにつながる
・経済ニュース・経済書籍の理解度が増す
・副業・フリーランス・独立起業に役立つ
https://www.youtube.com/watch?v=G-chS7B1czQ (2021/8/31アクセス)

 また、世界一の投資家といわれるウォーレン・バフェットはこのように言っています。
「あなたは会計を理解するだけでなく、会計の行間に潜む機微を理解する必要がある。会計はビジネスの共通言語だ。言語として完全とはいいがたいものの、会計を学ぶ努力をしない限り、そして財務諸表を読んで理解する努力をしない限り、自分で株の銘柄を選択することなど夢のまた夢である」

これからの社会では企業の寿命は、人が働く期間より短いといわれています。つまり、転職や独立起業は珍しいことではなくなるのです。また、金融機関に預金をしても、かつてのように多くの利息を得ることはできなくなってきています。政府は金融分野における成長戦略の柱に「貯蓄から投資へ」をあげています。

このような社会を生きていく人に対して両学長は、先の著書で「お金にまつわる5つの力を身につけよう」と書いています。
その5つの力とは
1 貯める - 支出を減らす力 -
2 稼ぐ - 収入を増やす力 -
3 増やす - 資産を増やす力 -
4 守る - 資産を減らさない力 -
5 使う - より満足感が高まることにお金を使う力 -
を挙げています。
この5つ力をつける過程で基礎となるもの、知っておいた方がいいものが「簿記」だといっています。

こんなに有用な簿記を高校までは商業高校だけでしか学べません。国語や英語のようにすべての高校で学ぶことができたら、多くの人が豊かな人生を送ることができるようになるかもしれません。

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