桜が満開のころ、小学3年生とシーソーをした。
体重が違うので、小学生は上で、自分は下のままで動かない。
しばらくは、高いところにいられることに満足げな小学生だった。
でも、だんだん面白くなくなってくる。
こちらで、ちょっと加減をしてみる。
ギッタンバッコン。ギッタンバッコン。
上がったり、下がったり。
とても面白い。
特に下がったときは、ガーン? ズシーン?とお尻に響いてくる。
単純な動きなのに、不思議とゲラゲラ笑いたくなる。
両者が、相手を思い自分の考えをちょっと引いてみる。
すると、いいバランスになることがある。
お互いが、いい気持になれる。
でも、小学1年生には、好い加減にすることが難しい時がある。
自分が正しいから引くことができない。
そして表現方法は、怒る、泣く。
「少し譲り合えば楽になれるのに」と思うがダメなようだ。
こんなゴタゴタを繰り返し、譲り合えるようになることが成長?
学年が上がると、落ち着いたなと感じるのは、加減できるようになるから?
最近、大泣きしたり、怒ったりする子が目につきそんなことを感じた日だった。
成長し、落ち着くのはいいけれど、くれぐれも譲り合いであって、我慢にならないようにしてほしい。
それも加減が悪いので。