MENU

ハロウィン

寺子屋Wingsに来た小学生たち。

今日はなぜか部屋に入れない。

??

カギが開いていないと職員から伝えられる。

その代わりに怪しげなメッセージが届いていた。

そこには「みんなで力を合わせて指令をクリアし、お宝を探せ」と書かれている。

指令は3つあり、寺子屋の周辺を歩き、宝のありかを見つけるもの。

一つ目の指令を見て、場所はすぐわかると駆け出した。

職員は同行せず、寺子屋で待機。子どもたちだけの冒険。

元気に出発していった。

しばらくすると、第2の指令が書かれている紙を持ち、少し青い顔をして戻ってきた。

「どうした?」と聞くと

「変な人が付いて来る。もうやめた方がいい。」と必死な顔で訴えた男の子。

どうやら第2指令が隠されている場所まで行ったが、変な人がずっと付いて来ていたらしい。秋の17時。薄暗くなってきてもいた。

第2指令が置かれている場所へ職員が確認に行った。

いた。いた。黒い服を着た女の人。怪しい。

 

声を掛け、子どもたちの待っている所へ一緒に行ってもらった。

本当に知らない人なのか顔を確認してもらう。

ジーっと女の人を見る。ん?

「この人知ってる!!」と笑顔が戻る。

夏休みに一緒に勉強した人。私の娘だった。

 

「初めてのおつかい」みたいに娘に見守りを頼んだのだ。

ところが、寺子屋周辺は全く人通りがなく外を歩いているだけでとても目立ってしまったのだ。さらにその人が子どもたちと同じ方向に歩いているんだからますます怪しい。

不安になって当然。

でも危険を感じそれを報告できたことは素晴らしかった。(予想外の勉強ができた)

 

 

変な人ではないことを確認後、再びお宝探しスタート。

今度は黒い服の女の人も一緒に。

無事にお宝(お菓子)を見つけ、明かりのついている部屋に入ることができた。

お菓子を食べながらほっと一息。

感想を聞くと「お宝ってホントはお金とかじゃないのー?」と。

でもお菓子おいしそうに食べてたけどね。