理想と現実の開き。
開きは、苦しみや困難になることも。
講演会で先生は
「苦しんでいる人は、自分の苦しみを分かってくれる人がいると嬉しい」と言う。
苦しみを分かるとは、近くにいる者が、気づき、話を聴くことということだ。
その話しから
相手の伝えたいことをキャッチする
言葉にした、伝えたいことを相手に返す(反復)する
相手は、聞き手の態度で、自分のことを分かろうとしているか、いないかが分かる。
だから、
キャッチしようとする気持ちが大切。
言葉にしにくいマイナスの言葉を言ってもそれを否定せず、反復。
講演中に「反復」のワークがあったが、とても難しく、聴いているようで聴いていないし、マイナスの言葉の反復はできなかった。
苦しみを感じている人の思う「分かってくれる人」とは、伝えたい言葉をしっかり聴いてくれる人。
「これでよい」と認めてくれる誰かがいることが大切だと。
また、苦しみを感じていても、
「人は誰かの支えになっているときに笑顔になれ、強くなれる」という。
毎日の食事作りに苦を感じていた。
久しぶりに息子が帰ってきた。
食事の品数が、増えた。
作った物と、どこにでも売っている物を、お土産に持たせた。
いつもより元気な自分がいた。
苦痛や困難の度合いは、人それぞれ。
自分が苦しいと思ったことはそれが苦しいこと。
つい忘れてしまいがちなので、その振り返りもできたような気がした。
支えになることで、元気になれることも。
重い内容になったような気がするが、講演会は笑いもあり楽しく終わった。
「折れない心を育てる いのちの授業」 エンドオブライフ・ケア協会