新聞で「ガクチカ」という文字を目にした。
意味不明。
読んでみると「学生時代に力を入れたこと」の略語だった。
そう、就職試験の面接で「あなたが学生時代に力を入れたことは?」と質問されたときに「私は○○をがんばりました」と言える頑張ったことだ。
あるコンビニと就職を支援する企業が提携し、コンビニバイトをガクチカにするための就活支援講座を開始したという。
これは、アルバイト不足解消が一番の目的とのこと。
学生はアルバイトにより接客、売り場づくり、クレーム対応などの体験から問題可決能力を身につけることができる。
それを面接で語ることができるのだという。
これについて、若新雄純さんがコメント(まただ~)
この企画はコンビニ、学生双方にとって良いものだ。
しかし「問題可決能力が身につく」と先に答えを伝えない方が良かったのでは。
用意された能力を身につけるのではなく、どんな能力を身につけたか、自分で自覚して語れることが大切だと思うので。
こういう人が少ないと思う。
答えを伝えてしまうとテンプレート化してしまう。
「コンビニバイトで問題解決能力が身についた」と皆が同じことを言って、自分が魅力的に映るだろうか?
情報が溢れ、簡単に体験もできるが、その中で自分は
何を得たか
何が身についたか
どういうことに気づけたか
を自分で観察し、伝えられることが大事。
そうすることで相手(企業)は、自分を理解し、きちんと説明できる人だと思ってくれるのではないか。
と話していた。
だから、力を入れたことはどんな小さなことでもよくて、そこで何を得たのか考えることが大事ということか。
この情報が、就活中の多くの学生に届くといいなあと思う。
ところで・・・
もう就活をしない、おじさん・おばさんも「これができるようになった」とか「これを知ることができた」なんて考えながら行動すると、結構自分の物になる事ありますよ。
最近の自分の体験より。
年齢が上がっても、トシや体重以外に増やせるものがあるみたい。