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小学校の先生

受験シーズンだ。

甥っ子が大学受験を控えている。

彼は小学校の先生になりたいといい、小学校の教員免許が取得できる大学を希望している。

 

先日、自己推薦書を書いたから見てほしいと、彼の母親から連絡があった。

読んでみると、なかなか個性的だった。

例えば、高校生活で頑張ったことと言ったら、大抵は部活をあげると思うが、ある科目の授業で取り組んだことが書かれていた。実際部活も一所懸命やっていたのにそれではないらしい。

読み進めると「これどういう意図?」と思わせることがたくさん書いてあり、質問したくなる。

本人に理由を聞いてみると、わざと書いたという。「ちょっと変な奴」と思わせ、面接で自分の深い思いを伝えたいと言っていた。

 

みんなと同じ方向からものを見るのではなく、反対側から見て考えることができる人物なのかもしれないと思った。

大抵は集団から外れることを嫌がるがそれがないようだ。

とてもいい長所を持っていると思う。

自己推薦書に付箋貼ってもらえるかもしれない。変な奴って(笑)

 

 

なぜ教員になりたいか?

勉強面だけでなく、子どものやりたいこと、隠れた才能、意外な特技などを見つけることができる先生になりたいからだと言う。

自分がそういう先生に出会うことができなかったからだそうだ。

本来はそういう部分をもっとよく見ることが先生の仕事ではないかと考えているという。

 

大きな大きな夢を持っていると感じた。先生のなり手がないと聞く今、心強く思う。

おじちゃん、おばちゃんいい刺激をもらったよ。

(心の中で大反省 汗・汗・汗)

 

それにしても、小学校の教員免許が取れる大学って意外に少ないらしい。(家からあまり遠くないところで)

だから、第一志望に万が一のことがあると・・・

あと1か月、勉強がんばれ~!!

 

 

子どもはいつの間にか大きくなってしまうものだとつくづく実感した。

そういえば、甥っ子が我が家に来た日、息子も帰省していた。

そして、帰り際に年始は帰らないと言い、妹といとこにお年玉を渡してとほしいと頼まれた。その袋の厚みがすごくて「一体いくら入れたの~?」と聞きたかった。

こちらもいつの間にか大人になっていた・・・

私も欲しいよ お年玉