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協力と失敗

小学生とドミノをやった。

少し前にやったときは、1年生の子が、後もう少しで並べ終わるというところで何度も倒してしまった。

みんなで「あ~~~」と残念な声を出した。

で、リベンジということだ。

 

今回は、倒れないように武器を使って、順調に並べることができた。

何らなら、配色まで考える余裕もあった。

子どもたちでだけでやってほしかったので、手伝うふりをして遠くの方で見ていた。

「みんなで、協力してやるんだよ!」のお言葉があり、手を出すことに。

(そっか!)

(ドミノの目的は協力か!)

1年生なのに、そんなことが言えるのかと感心した。

 

今回はとても調子が良くて、部屋の隅から隅まで並べられそうな勢いだった。

全体の3分の2程度まで並べたころだった。

メインで並べるように指示が出た。

少し緊張感をもって、並べた。

しかし!ほんの少しの気のゆるみが…

パタパタとドミノはスタートに向かって倒れていった。

止めようにも止められず、全部倒れた。

 

再度挑戦!

倒した責任を感じ一生懸命手伝った。

そして、同じくらいまで並べた時だった。

再びスタート方向に向かって倒れていった。

 

子どもたちは、苦笑い。

「仕方ないよ。」

と言いつつ思い出し笑いまでしていた。

大人の失敗は嬉しいようだ。

 

この時点で、今回はタイムアップ。

片付けに。

手際よく片付けていたが、20個ぐらいがそのままに。

片づけるように声をかけると、

「これで、練習すれば~」と言う。

子どもたちの優しさに感謝の気持ちを込めながら並べた。

10個ぐらい並べた時だった。

パタパタパタ。

子どもたちは大爆笑。私は大泣き。

 

「失敗してもいいんだよ」と1年生。

少し前に私がその子に言った言葉だ。

 

「ありがとう。失敗してもいいんだよね。」

そして、しっかり心にとめておいてくれてありがとう!!

失敗は必要なことだ!!!