「こども六法 練習帳」
昨年4月から、ある講座の導入で使った。
対象は、高校生。
50分の講座の約10分を毎回使った。
問題数は32問。
目的は、
法的思考を身につけ、感情的に物事を判断しないようにする
人は、それぞれに考えが違うことを知る
「自分で選択することができる」ことを知る
法的思考を、自分より下の世代に伝える
ということで始めた。
先日32問、やり終えた。
全問やることが目標だったので、自分的には満足!!
さて、これをやり遂げた、高校生たちに変化はあったのか?
自分の考えをしっかりまとめていた
50分のうち、この時間は寝なかった
法律関係の情報に興味を持つようになった
後半になると、どんな法律が該当するかわかるようになった
など、確実に変化を感じた。
50分の講義で、内容をすべて覚えることはできないと思う。
でも、自分で考えたことを書き留めた、この10分間の内容は、体にしみ込んだのではないかと思う。
扱う前は、過去にいじめや暴力を経験していたら・・・と不安があったが、
今回はたまたま、問題なく行うことができた。
高校生は、子どもの立場でも大人の立場でも、どちらの立場にもなれる年代。
学習するには、いいタイミングだったかもしれない。
今後、うまく活用してくれたら嬉しい。
いい選択のために。