今年も人間ドックの時がやってきた。
去年は胃カメラが苦しくて苦しくて・・・
なので、重い気持ちで病院へ向かった。
とりあえず、胃カメラが早く終わることを祈りつつ待合室で待った。
祈りが通じたのか、検査の順番は胃カメラが前半に。初めに苦労すれば、後の検査はどうってことないし。ちょっと嬉しい気持ちでまな板の鯉となる。
でも緊張する。それを察して看護師さんが、やさしく声を掛けてくれた。
自分がどうしようもない時の声掛けは嬉しいものだ。
少し気持ちが楽になったところで検査が始まった。
看護師さんが「私後ろにいるからね。」とずっと背中をさすってくれた。
それに合わせて私は呼吸をする。
お陰で去年より楽に終わり、左目に一粒の涙がこぼれただけだった。
背中をさすってもらうことなんていつ以来だろう?
安心感、人の手の温かさがいい。体のこわばりが取れる。
だからなのか。小学生ってベタベタくっつきたがる。
触れ合うと落ち着くのかもしれない。
優しい気持ちにもなる。
なーんて、検査中に考える余裕もあったりして(笑)
検査項目に肺活量があった。
「長く吐く、一気に吐く」という2種類の計測。
結果がすぐにプリントアウトされ、それを見ながら「いいじゃん。いいじゃん。」と看護師さん。
グラフを見てもよくわからなかったが、「あなたは19歳の肺活量」という表示を見て、いいじゃんの意味が分かった。
最近、ヨガやストレッチの時に呼吸をとても意識していたからその成果かもしれない。
毎年検査結果を見ては、どんどん後退していると感じていたが、進歩するものもあるんだと嬉しかった。
だから、今回の人間ドックは◎