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お掃除検定

少し前に子どもたちと部屋の掃除をした。
ほうき、雑巾がけ、本やおもちゃの整理。
こちらで指示を出さなくても手際がいい。
小学校で、ほうきの使い方、雑巾がけの仕方を教わっているからと、誇らしげな顔だった。
部屋がきれいになると、心も落ち着いた感じになり気持ちがいい。

次の週。
きれいな部屋で本日のメニューをスタートすると、
「また、掃除やりたい!!」との声が。
どうやら勉強を避けるための策らしい。

それなら、
「お掃除検定をしよう」と持ち掛けてみた。
全員賛成!!

検定内容は
「部屋中のゴミをほうきで集め、ちり取りに入れるまで」を
一人一人行う。

採点のポイント
1 ほうきの持ち方
2 静かにていねいに掃く
3 部屋の隅から掃き始めて、反対側の隅の方へゴミを集める
  (行ったり、来たりという表現をした)
4 部屋中のゴミをすべて集める
5 集めたゴミを全部ちり取りに入れ、「終わりました」と報告をする
配点は各20点。
5つ全部クリアで100点に!

では、検定開始!!
職員に、ジッと見られる中を黙々と掃く。
忘れたゴミがあると、周りからそっとサポートが入る。
ゴミを取るときは、空いている人がお手伝い。
それも自分たちで行動できた。

ひとり終わるごとに点数を伝える。
結果は、全員100点!!
笑顔がいっぱいだった。

そして、全員口をそろえて、「ドキドキした!!」
そう。運動しない時もドキドキすることがあるんだよ。
それを実感できたようだ。

だから、運動はドキドキの練習でもある。
どこで、どんなドキドキがあるかわからないから。
次の寺子屋もたくさん動いて、たくさんドキドキしよう!!